ただの思い込みだった。
たったそれだけのこと。
ポロポロと剥がれ落ちていく。
思い込みのカケラたちは
ひらひらと舞い
軽やかにさよならしていく。
大きさ、形、色や質
想像を巡らす材料は
自分が体験したものからだけ。
普遍のテーマを
語れる程の経験はしてはいないはずで。
形という概念自体が既に枠。
そんなちっぽけなんかじゃない。
もっと無限に
もっと壮大に
もっと豊かに、
ココにある。
ただ響かせればいいんだよ。